3月26日(木)、宜野湾市の沖縄コンベンションセンター・ビーチステージにて「JIMOT CM COMPETITION FINAL」が行われました。
「JIMOT CM COMPETITION FINAL」は、地域の魅力をつめ込んだCMを沖縄から全国・アジアに発信し、地域の活性化に繋げることを目的としています。今回のテーマは“地元の祭”。制作者の地元愛あふれるアイデアを基に各自治体が『沖縄県全41市町村部門』、『全国都道府県部門』に出品。web投票と実行委員の厳正なる審査によって、各部門からファイナルへ進む6作品ずつを選出し、グランプリが決定されます。ファイナルの審査員には、審査員長として沖縄国際映画祭実行委員会実行副委員長の安里繁信、コピーライターの渡辺潤平さん、NHKエンタープライズの吉田照幸さんが務めました。
ステージには、司会を務めるペナルティが「寒い中ありがとうございます」と観客を気に掛けながら登場。ゲストのハイキングウォーキング、スリムクラブ、デニスの3組も続いてステージに登場すると会場からは歓声が上がります。ヒデが「ここでは会場を盛り上げるトーク(の時間)ですよ」と相方のワッキーに振ると、ワッキーは「男性ホルモン受信中!」と一発ギャグを披露し、会場の雰囲気を温めていました。
ファイナルに進んだ作品を紹介する前に、今回ファイナルに進めなかった沖縄の35市町村の作品も一挙に紹介され、同じ沖縄でも地域によって個性が光る“地元の祭”の作品にゲストらは、食い入るように観ていました。
リポーターのセブンbyセブンが会場の客席から感想を伺っている最中、感想を述べている若い女性に対して、ワッキーは「かわいいですね」とポツリ。周りから「浮気心受信中ですね」とツッこまれる様子に会場からは笑いが起こりました。
ファイナルに進んだ『全国都道府県部門』では、青森県、秋田県、茨城県、鳥取県、愛媛県、宮崎県がノミネート。グランプリには、(時期的に)終了していた祭りでしたが、多くのエキストラを集めて、今回の為に撮影した鳥取県(鳥取しゃんしゃん祭り)が受賞。審査員は「完成度が1番高かった」「熱意があった」「1つ1つていねいに作られていた」と大絶賛でした。
続いて行われた『沖縄県全41市町村部門』では、国頭村、うるま市、嘉手納町、座間味村、渡名喜村、久米島町がファイナルにノミネート。グランプリは、海の幸の魅力を存分に伝えた“海の幸祭り”の座間味村が獲得。これで座間味村は昨年に続く、2連覇という偉業を達成しました。「映像のリズムが良く、行ってみたいと思った」と審査員からも褒め称えられ、座間味村のメンバーは「優勝できて本当に良かった」と喜びを爆発させていました。
寒さが増すビーチステージでしたが、地元愛あふれる熱気のある作品の数々に会場は、温かな空気に包まれて、ステージは幕を閉じました。
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