島ぜんぶでおーきな祭-第7回沖縄国際映画祭-

3月26日(木)、宜野湾市の沖縄コンベンションセンター・ビーチステージにて『ちゅらイイGIRLS UP！ステージ』が開催されました。

『ちゅらイイGIRLS UP！ステージ』は、女の子が大好きなものが融合したステージです。昨年に続き今年も、日本の“KAWAii”を世界へ発信するASOBISYSTEMとのコラボステージ『OKINAWA KAWAii ステージ』が行われました。2時間超のステージは、人気ブランドのファッションショーのほか、お笑い、音楽などが複合的に楽しめるエンターテインメントショーとなっています。

まずは、モデルによるファッションショーからスタート。多くの女性が注目するなか、モデルが次々と登場し、ランウェイをさっそうと歩きます。モデルに交じって、司会を務めるオリエンタルラジオら芸人もカジュアルな着こなしで一緒にランウェイを歩きます。観客からは、「可愛い」などと女性の声援が飛ぶなか、男性からの雄たけびのような盛り上がりも。司会のオリエンタルラジオ中田は、「(男性の雄たけびを見て)モデルがぶるぶる震えてますよ」とコメントすると、モデルたちは苦笑い。ランウェイを歩いた筧美和子さんは、「普通のファッションショーは女性の観客がメーンなので、男性の声に驚きましたが、新鮮でした」と楽しんだようでした。

『かりゆしCOLLECTION』では、沖縄の夏服の定番“かりゆしウェア”をアイテムの1つとして取り入れたショーが行われました。ランウェイに登場した宮川大助・花子は、ノリノリのステップで登場。ステージ上では、多くの芸人がいるなか、宮川花子がしゃべり倒して会場を盛り上げます。中田は、「観客の心を1番つかんでいる」と感心しきりでした。

お笑いステージでは、8.6秒バスーカー、トレンディエンジェル、パンサー、バンビーノ、ジャングルポケット、コロコロチキチキペッパーズが登場し、8.6秒バスーカーのネタでもある“ラッスンゴレライ”を各芸人がアレンジして披露する『ラッスンゴレライ　アレンジ選手権』を開催することに。トップバッターで登場したのは、トレンディエンジェル。たかしが「てっぺん ハゲたい」ともじったネタを披露。斎藤司は、リズムの良い返しや江頭2:50さんの物まねを織り込むと会場は大爆笑。トップバッターの重責を見事に努めると、周りのメンバーは、クオリティーの高さに動揺を見せます。8.6秒バスーカー、モデルの大沢ケイミさんの審査により優勝に選ばれたのは、“ラッスンゴレライ”の完全コピーからスムーズに自身のネタ“ダンソン”に持ち込んだバンビーノが優勝。副賞として【8.6秒バスーカー・はまやねんを海に突き落とす権利】という微妙な賞品が贈られました。

ライブステージでは、近藤夏子さんやNMB48、超新星さん、AMIAYAによる生DJプレイなどで会場を盛り上げます。NMB48は、3月31日(火)に発売される新曲“Don't look back!”など3曲を熱唱。メンバーの山田菜々は、「このステージは毎年楽しみで、一緒に騒げてうれしかった」と今年のステージも大満足の様子でした。ライブステージのトリに登場したのは、超新星のみなさん。ステージ前列には多くの女性ファンがハングル文字で書かれたうちわやボードを持って、メンバーの登場を待ちわびます。上下真っ白な衣装で5人のメンバーが登場すると、会場からは黄色い歓声が沸き起こります。リーダーのユナクさんは、「沖縄に来て海ぶどうを食べた。海ぶどうって“海の宝石”って言われているみたいで、今日の僕って光ってますよね」と、ユナクさんの茶目っけたっぷりなジョークで会場は笑いに包まれました。


最後のグランドフィナーレでは、出演したモデルやお笑い芸人がランウェイに再登場します。多くの観客とハイタッチなどで触れ合いながら、ファッションショーとお笑いとライブが融合したステージは華々しく幕を閉じました。