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2015.3.25

雨ニモ負ケズ、風ニモ負ケズ?!悪天候もなんのその、オープニングライブ
3月25日(水)、レッドカーペットを終えてまだ熱気の冷めやらぬ宜野湾市、沖縄コンベンションセンター・ビーチステージにて、午後5時30分から「KYORAKU PRESENTS 島ぜんぶでおーきな祭 オープニングライブ」が行われました。
小雨のぱらつくあいにくの天候の中、ビーチステージには多くの観客が訪れ、開幕を今か今かと待ちわびていました。

ステージ進行を務めたのは、スリムクラブ、平成ノブシコブシ、しずる、バンビーノと、そうそうたるメンバー。全員が舞台に上がった瞬間、会場からは海風に負けないほどの歓声が上がりました。
一番手を務めたのは県内のダンスチーム、『レインボーポップコーン』。アップテンポの曲にのせて、実際に自分たちが使っているランドセルを背負ってのダンスは、寒さを全く感じさせない程のキレの良さで、まさにポップコーンのように弾ける元気を感じました。
リーダーを務める、りこちゃんは、スリムクラブ・真栄田賢に「ちゃんとできた?」と聞かれると「緊張した!」とはにかみながら答えていました。

続いてステージに上がったのは、沖縄県内で老舗と言われるジュニアダンスチーム、『HOMELAND OKINAWA』。40名近い大人数で、テーマの違う4種類の衣装に身を包んだメンバーは、曲に合わせてステージを縦横無尽に動き回り、ぶつかることなく陣形を変えていく完成度の高さに、日ごろの努力が伺えました。

三番手でステージに上がったのは『いなかのくるま』。昨年行われた高校生によるハイスクール漫才で優勝した、木佐くんとチロルさんの関西出身の男女コンビなのですが、「もしもスマホのナビ機能にキャラクターの設定があったら?」というテーマでテンポの良い漫才を披露し、その面白さに真栄田は「こんな天気も悪くて、初めての土地なのに、俺でもすべるわ。堂々としていてすごいなぁ」と感心しきりでした。また、平成ノブシコブシの徳井健太に「緊張しなかった?」と聞かれ、木佐くんが「芸人の先輩方が沢山いらっしゃるので緊張しました」と答えたのに対し、チロルさんは「全然!」と余裕を見せ、平成ノブシコブシの吉村崇に「俺より上手いしなぁ・・・」と感嘆の声を上げさせていました。

最後にステージに上がったのは『具志堅ファミリー』。夫婦と娘2人からなるユニットで、1曲目に吉本興業がプロデュースする「沖縄おもろおばけ屋敷」のエンディングソングにも使われている「マジムン(妖怪)のうた」、2曲目に「芭蕉布」、3曲目に宜野湾市の観光PRビデオに使われている「はごろものうた」を披露しました。「はごろものうた」の演奏時には、鉄拳が宜野湾市に伝わる羽衣伝説を基にして制作したパラパラマンガがステージ右側のスクリーンに映し出され、澄んだ歌声とストーリーの切なさから、会場は感動に包まれました。具志堅ファミリーの演奏の後、進行役の芸人メンバーは「ふざけようと思っていたのに、あまりにも感動的でふざけられなくなっちゃったね」「舞台袖で涙目になってたよね」と具志堅ファミリーを絶賛し、しずるの村上純が「どうやったら僕も具志堅ファミリーになれますかねぇ」と言いだす程でした。

また、演奏や演技の合間合間に、今をときめくバンビーノの人気ネタ“ダンソン”が、芸人のコンビを入れ替えながら披露され、最後はノブシコブシ吉村とバンビーノ藤田裕樹のコンビでステージを締めくくり、雨にも負けず風にも負けず会場は拍手と笑いで包まれていました。