3月28日(土)、北谷町のミハマ7プレックスにて『Zアイランド』の上映と舞台挨拶が行われ、品川ヒロシ監督、哀川翔さん、木村祐一、宮川大輔、大悟(千鳥)、川島邦裕(野性爆弾)が登壇しました。
『Zアイランド』は、芸能生活30周年を迎えた哀川さんの記念すべき主演最新作となっており、謎の島“Zアイランド”に降り立った主人公らが島で繁殖するゾンビとヤクザに立ち向かい、島を脱出するストーリー。アクションや笑い、感動のドラマまで詰め込んだ超絶アクション・エンターテインメントな作品です。
舞台挨拶には、出演者全員がタイトルにもなっている頭文字の“Z”のTシャツを着て登場。主演を務めた哀川さんが「いかがでしたか」と尋ねると会場からは、大きな拍手が沸き起こります。作品に大満足だった観客を見て、哀川さんはうれしそうな表情を浮かべました。作品について「来年(芸能生活)30周年だからメガホンを取ってくれないか」と品川監督に直談判したことを告白した哀川さん。それを受けた品川監督が「はい」と1つ返事で快諾し、そこから映画の企画が始まったというエピソードを明かしてくれました。
撮影の感想を聞かれた哀川さんは「今まで(の映画は)戦い続けてきたから“ヤクザVSゾンビ”というコンセプトは良かったけど (悪役の)ボスがいなかった。今まではターゲットを倒すという戦いだったけど、今回はゾンビ全員が襲ってくるから、誰を倒していけばいいのか、迷いがあった」と撮影のちょっとした苦労話を語ってくれました。
共演者でゾンビ役の宮川は、「監督にゾンビの動きを見てもらったらゴリラみたいと言われた」と歩き方に試行錯誤した様子。大悟は「車の免許を持ってないので、運転するシーンは苦労した」とそれぞれが演技で苦労した話を語ると、品川監督が「川島は(キャラ的に)破天荒だけど、演技に関しては努力家でしたよ」と暴露、川島は顔を真っ赤にしながらたじろいでいました。
最後に品川監督は「観にきてくれてありがとうございます。今回の作品がおもしろかったと思えば、多くの方に伝えてもらいたいし、おもしろくなかったと思えば、墓場まで持って行ってください」というコメントに会場は大爆笑。「何回も見てくださいねー」と観客に呼びかける声で、舞台挨拶は幕を閉じました。