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2015.3.27

人志松本のすべらない話11年目からは“すべて虚偽である”!?
3月27日(金)、浦添市の国立劇場おきなわで「人志松本のすべらない話プレミアムライブ supported by uP!!! 沖縄公演」が行われました。この企画はテレビ番組「人志松本のすべらない話」が10周年を迎えたことを記念し、全国7都市を1年間かけて回ってきたツアー公演で、沖縄はツアーを締めくくる7公演目となります。

外は強い雨の降るあいにくの天気の中にも関わらず、会場は満員の観客で埋め尽くされました。オープニングアクトとして喜納昌吉さんの「花」が生演奏された後、松本人志、千原ジュニア、宮川大輔、星田英利、ケンドーコバヤシ、木村祐一、宮迫博之の7人のトークメンバーが客席の後ろ側から登場すると、観客は歓声と共に次々と席を立ち上がり、メンバーらに握手を求めたり肩をたたいたりし、会場は一気に興奮の渦に包まれました。

ステージに上がったメンバーは、「いやー、今客席歩いただけで多くの人にアソコ触られたわ」や、「もう開演というのに沖縄タイムで入ってくる人がおるね」など、会場をいじりつつ観客を笑いのペースに引き込んでいました。本題のすべらない話では、笑いの中にもちょっとホロっとくる話など、およそ2時間半の熱いトークが繰り広げられました。

公演後、感想を聞かれた宮川は「全国のお客さんに笑ってもらえて嬉しいという気持ちと、終わりなんて寂しいという気持ちがあって、また全国を回りたくなっています」と話し、ケンドーコバヤシは「前回は仙台だったんですが、入場の時にすごい触り方をしてくるお客さんがいたんで、あれくらいググッとくる土地にまた行きたいですね」と、客席からいじられたい願望を話しました。

千原ジュニアは「尼崎と大阪はアグレッシブに触ってきますよね」とケンコバの話を受けつつ、「今日の公演ですべらない話がきっちりなくなりましたんで、次回は休ませて頂きます」と、本気とも冗談ともつかない言葉を述べていました。星田は「今回のツアーが始まる前に芸名を本名に戻して、そのあと再婚したりと忘れられないツアーになりました」と、プライベートとも合わせて思い出深い1年になったことを振り返ります。

木村は「(すべらない話が始まった時)最初47歳だったのに、あれから奥歯が4本もなくなりましたわ。歯を食いしばる怒りも表せなくなった」と話した後、「僕ね、この話(すべらない話プレミアムライブ)を映像化しようと思ってんですよ。カラオケでも良い」と、唐突に夢を語り出し、他のメンバーらに「誰がカオリとなっちゃん(宮川の話した、かなりの下ネタの登場人物)役やんねん」とツッコミを受けるなど、会見はお笑いムードで進みました。

最後に松本が「ちゃんとチケットの代金分、お客さんを楽しませてるかな?と、不安にもなったんですが、我々のおさわり代ってことで…」とボケも入れつつ、「10年やってきて、大掛かりになりすぎた感もあるので、もうちょっとひっそりした話会をしたいと思っています。もうすべらない話全部出きっちゃったから、今度は“人志松本のウソの話”やろか?」と、それこそ嘘か誠かわからない次回に向けての意気込みを語り、会見は幕を閉じました。