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2015.3.27

世界へ羽ばたけ!未来のJリーガーにペナルティも大興奮!
3月27日(金)、宜野湾市立グラウンドにて「ふるさとアスリートin沖縄 永島昭浩サッカー教室」が開催。元Jリーガーでサッカー解説者の永島昭浩さんは、地域貢献を目的とした吉本興業の「ふるさとアスリート」の活動の一環として本イベントに参加しました。

サッカー教室に参加したのはFC泡瀬、北中城SC、ヴィクサーレ沖縄FCに所属する小学校4年生から6年生の総勢46名。Jリーグでプロとして活躍した永島さんの生の指導が受けられるとあって、FC泡瀬の森コーチは「子どもたちにプロの技術を少しでも学んでもらいたい」と期待に胸を膨らませていました。

サッカー教室には、永島さんをはじめ、応援芸人としてペナルティとセブンbyセブン、ストロベビーが駆け付けたほか、地元沖縄から初めてJリーグ選手となった喜名哲裕さん、元Jリーガーで現在はビーチサッカーでその名を轟かせる河原塚毅選手が登場し、会場は熱気に包まれていました。

永島さんは、まず最前列に並んでいる子ども2人に、いつも通りのドリブルをさせると、次に自身のドリブルをする姿を見せ、「君たち2人のドリブルと何が違う?」と質問。戸惑いながらも自分の動きを振り返る子どもたちに「パスやシュートの練習でも、さっきやっていたことが今の動きに活かされているんだよ」と順を追って丁寧に説明していました。永島さんの分かりやすい指導で子どもたちの動きが良くなったことに、進行役を務めたペナルティのヒデは「みんな変わりましたね!」と感嘆の声を上げていました。

基本動作の指導に続いて、よしもと芸人チームと子どもたちのチームによるミニゲームが行われました。途中、ペナルティのワッキーが「空いているところにパスだよ!よく見て!」など声を上げて熱血に指導する場面も。セブンbyセブンの玉城は、試合の合間を縫ってはアイアンマンやベイマックスの格好をしたりと、笑いの要素をきっちりとおさえ会場を盛り上げていました。

試合後には、この日一番活躍したMVPに、ヴィクサーレ沖縄FCに所属する原田ゆうり君が選ばれ、永島さんが「プレーの時も、守りの時もチームのために声を出していて、みんなをサポートしていた」と称賛をおくると、原田君は「MVPに選ばれて嬉しい。世界一の選手になれるように頑張ります」と堂々とした姿で決意を語りました。

また、同チーム所属の4年生・町田りゅうま君は「周りを見ながらプレーすることが学べてよかった。これからの試合にも役立てたい」とイキイキとした表情を見せ、北中城SCのチームメイトは口々に「すごく楽しかった!」「嬉しくて夢が広がった」「未来の香川選手になる!」と笑顔で話していました。

子どもたちの一生懸命な姿を目にしたヒデは、「本当は腰を痛めているので、MC役だけにしようと思っていたが、イキイキした姿を見て思わずピッチに出てしまった。みんな飲み込みが早くて、コーチの一言で動きが変わっていくことに感動した。Jリーガーを目指している子もそうでない子もいるが、途中で夢が変わっても、今日得たことが将来役に立ってくれると嬉しい」と語り、「自分も今日参加した子どもたちと同い年の頃サッカーをしていて、そこで学んだ協調性や努力、年下の子への思いやりなど、今でも役立っている。子どもの頃に何かを一生懸命やったということは、大人になって必ず役に立つので、今まだ打ち込めることに出会っていない子どもにはいい出会いをしてほしい」と、未来のJリーガーに向けて温かいメッセージをおくりました。

また、コーチを務めた永島さんは「意外とおとなしい子が多かったので、もっと貪欲に学んでほしい。上手い子が日本代表になるのではなく、毎日コツコツと努力をした子が代表になる。自分には関係ない世界なんだと思うのではなく、自分にも可能性があるんだと信じ、しっかりとした目標を持って、それに向かって計画を立てて頑張ってほしい。私はみんなの夢を応援します」と自身の経験を踏まえて子どもたちへ熱いエールをおくりました。