3月26日(木)、宜野湾市の沖縄コンベンションセンター・ビーチステージにて「KYORAKU PRESENTS パフォーマンス祭り」が開催されました。
雨が降っていた午前中とは一転、太陽の陽射しがまぶしい好天に恵まれた会場には、春休み中の学生やファミリーなど、多くの人が訪れていました。“パフォーマンス祭り”というその名のとおり、よしもと芸人のコントをはじめ、沖縄県内を中心に活躍しているパフォーマーの皆さんが、アクロバティックな技やコミカルな技などを披露し、観客に驚きと笑いを届けていました。
司会にガレッジセール、コメントゲストに元インドネシアチアリーディング代表キャプテンのティモさん、インターナショナルコメディエンヌのロバータさんを迎えてパフォーマーたちの祭典はスタート! これまた司会の予定だったワッキーと石井一久は、ショーの中盤から遅れて参加していました。
「大阪の伝統芸能です!」と紹介されてトップバッターで登場したのは、よしもと新喜劇のすっちー、吉田裕、酒井藍、松浦真也ら4人。ふくよかな体格の酒井に、すっちーと吉田が借金取りに来るというシンプルなストーリー。その合間には、ギターを持った吉田がエルヴィス・プレスリーのモノマネをしたり、上半身裸になった松浦にすっちーがいたずらギャグをするなどして、早速会場を沸かせていました。
その後は、沖縄県内で活躍しているパフォーマーたちがそれぞれの技を魅せます。沖縄を拠点に活躍している和太鼓集団・打族-DAZOKU-の二人組は、見事なバチさばきで太鼓を叩き、躍動感あふれる演舞を披露。また、筋肉マッチョなロボコップ雄三さんが、平行棒につかまり、腕の力だけを使って無重力のような動きをすると、客席からは「オオー!」との声があがりました。
また、沖縄の伝統芸能エイサーに登場する道化師チョンダラーの姿をした4人組のチョンダラーズは、トランポリンとマットを使ってバク転や宙返りなど軽快な技を。WHO'S NEXTの6名は、アップテンポの音楽に合わせてバスケットボールを回したりおでこや肩にのせたりと自由自在に転がしていました。
また、今回は特別によしもとがスポーツを通して地域活性化を図ることを目的とした制度「ふるさとアスリート」のメンバー、ダブルダッチパフォーマーのDIANAもステージに登場! DIANAは、若い女性4人組で茨城県を中心に活躍中です。ステップや逆立ちをしながらも二本の縄跳びを軽やかに飛びます。そのすごい技に、観客のみなさんの目は釘づけ。
よしもと芸人からは、今ブレイク中の8.6秒バズーカーが話題の「ラッスンゴレライ」のネタ中にサバンナ風の姿をした2人組の芸人・バンビーノが割り込んでくるというコラボネタを。途中、2組が客席の中に降りてくるというサプライズがあり、お客さんはもうパニック! ほかに、ブレイク必至の芸人・とにかく明るい安村は、海パン一枚を身にまとい“全裸に見えるポーズ”をして大歓声をさらっていました。
終盤には、沖縄にダブルダッチを広める活動をしている北夏子さんも姿を現し、縄の上をスレスレに飛ぶスゴ技を見せてくれました。その後、なぜか、出演者全員でダブルダッチ体験をすることに! すでに運動神経抜群の出演者の皆さんは、一回の練習のみで軽やかに二本の縄を飛んでいました。
さあ、これで本当に最後!という頃に、司会のガレッジセール・ゴリから「実は、スペシャルゲストがいます!!」と紹介されてステージに登場したのは、この日4時間待ちだったという村上ショージ。まさかの登場で客席からは驚きの声が。村上ショージ渾身の一発ギャグ「ドゥーン」が夕焼けに染まり始めた会場に響き渡りました。村上ショージが“仕事”を終え、イベントは幕を閉じました。