3月26日(木)、宜野湾市の宜野湾市立野球場にて、「ふるさとアスリートin沖縄 石井一久、西村徳文野球教室」を開催しました。
沖縄国際映画祭では今回初めて行われるこの試みは、吉本興業が立ち上げた「ふるさとアスリート」制度の一環。アスリートたちが持っている優れた資質を活かし、トップアスリートたちがスポーツを通じて地域に貢献したいと考える人たちの熱い想いを結びつける制度。この日はメジャーでも活躍した石井一久と、選手時代から監督時代までロッテで活躍し続けた西村徳文による野球教室が、沖縄の小学校4年生から6年生を対象に行われました。
2人の他にもMCとしてインパルスの堤下敦、しずる、デニス、そして甲子園出場経験を持つとにかく明るい安村が参加。子どもたちと一緒に練習してイベントを盛り上げてくれました。
あいさつのあと、キャッチボールから始まり、守備練習ではピッチャーとキャッチャーは石井が、野手は西村がそれぞれ指導。石井はピッチャーとキャッチャーそれぞれにひとりひとりアドバイスを送り、西村も野球経験のある安村にノックを任せ、子どもたちのそばへ行き指導します。その間、野球経験のないメンバーは練習に混ざりながらも、ときおり笑いを交えながら雰囲気を和らげていました。その後はバッティング練習に移り前半が終了。
休憩を挟んだあと、西村チーム、石井チームに分かれて約1時間の紅白戦を行いました。さすが野球チームに所属している子どもたち、初回から白熱した展開。そんななか、なぜかデニスの植野が西村チームのベンチ前で外人監督気取りに(笑)。合間合間に芸人たちもマウンドに立ったり、代打や代走に出たりと試合を盛り上げていました。なかでも安村は、なぜかいつもの全裸ネタスタイルで打席に立ち、ヒットを打ち塁に出てはつねにネタを披露するなど、子どもたちをリラックスさせます。
試合は一進一退の攻防の末、7対6で石井チームの勝利。試合後、西村は子どもたちとのふれあいに、「楽しく野球を見られた。解説より面白い(笑)」と語り、石井は「僕も高校生の頃から上手くなってきたので、小学生の時に上手くないからと諦めずに続けて欲しい」と子供たちにエールをおくりました。