3月28日(土)那覇市の桜坂劇場ホールBにて『あらうんど四万十~カールニカーラン~』の上映と舞台挨拶が行われました。
今回上映された『あらうんど四万十~カールニカーラン~』はアラフォーの仲良し4人組が、ロードレース“四万十ドラゴンレース”に挑戦することでそれぞれが心の成長を遂げる、笑いあり、涙ありのヒューマンドラマ作品です。舞台は四万十川のある高知県で、四万十市出身の松田大佑監督の地元愛あふれる作品となっています。
上映後、特別出演の間寛平、米津太プロデューサー、松田大佑監督、作品中のロードレースのユニフォームを着用した西村雄正さん、荒木誠さん、ビーグル38能勢ひろしさん、大ちゃんさん(ツーライス)が登壇し、大きな拍手で迎えられました。
司会者から「自己紹介を兼ねて、作品についてお話や挨拶をお願いします」と言われると、寛平はすかざすボケを披露し、壇上者も会場のお客さんも大笑い。「誰も突っこんでくれないとずっとボケてますよ」と言い、また会場が笑いの渦につつまれました。また、西村さんは「父が高知県出身、母の出身は沖縄の糸満市具志頭(ぐしちゃん)です!」とお母様が沖縄県出身と話すと、会場からは「おおー」という歓声と拍手が上がりました。
劇中では髪が薄い(はげている)という設定で会場のお客さんから笑いのネタになっていた能勢さんの挨拶が始まると、視線が集中するのは、やはり“頭部”。ここぞとばかりに「(髪の毛)ちゃんとあります!」とアピールしていました。しかし、大ちゃんさんが頭を下げて挨拶した際に髪が薄いことが判明し、間は「傘張りの浪人みたいや」とツッコミを入れていました。
恩師役で出演した間が“あきら”という名前を度々間違えていたのは、アドリブだったのかと指摘されると、西村さんが「アドリブです」と発言。それに対し間は「監督が自由にさせてくれたんです」とたじろいてました。また、「一番印象に残っているシーンは」という質問に対し、能勢さんは「主人公の晃を除く、3人で自転車の練習をしたシーン」ですと言いながら、大ちゃんさんと荒木さんの3人で舞台上で実演をしてくれました。
最後に、「高知・四万十は景色もきれいで、人間性も沖縄と似ているしとてもいいところ。おいしい酒とご飯を堪能しにぜひいらしてください」と松田監督と米津プロデューサーが高知の魅力をお客さんにアピールし舞台挨拶を締めくくりました。