映画コメンテーター・有村昆さんが桜坂映画大学に登場!終始和やかな雰囲気で開催された『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』生オーディオコメンタリー
3月27日(金)那覇市の桜坂劇場ホールBにて桜坂映画大学のSFアドベンチャー科が開講され、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の上映と、生オーディオコメンタリー、舞台挨拶が行われました。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』は、無限の力を持つパワーストーン“オーブ”をめぐり、史上最もヒーローらしくない“宇宙最凶チーム”の銀河滅亡を懸けた、マーベルのSFアドベンチャーの超大作です。
特別講師に映画コメンテーターの有村昆さんを招き、COWCOW、ロバート、2丁拳銃がステージに登壇。COWCOW善しは、沖縄のお菓子の大袋2つを持って登場。くつろぎスタイルの善しに一同は「映画観る気満々やん」「バリバリうるさいんちゃう?」などとツッコミ。和気あいあいとした雰囲気に会場中は笑いに包まれ、映画上映前の舞台挨拶が始まりました。
「2014年北米の第三位の売上げを記録したのが今作なんです。昔からコミックはあるんだけれど、マイナーな日の当たっていない人たちにスポットを当てようということで、いわゆる流れ者のアウトローメンバーを集めた、“アウトロー界のアベンジャーズ”みたいな作品」と有村さん。さらに、スカしっていうのが非常にオシャレ。誰もやったことがないSFと70年代後半から80年代のソウルミュージックを掛け合わせるところが偉大な発明!」などとべた褒めし、作品への愛を語ってくれました。
上映中のオーディオコメンタリーでは、「特殊メイクに4時間くらいかかる」「ドラックスの肌の色は本来緑色だけれどハルクと被らないように色を変えている」など、有村さんによる作品のうんちくや解説を交えながら、じっくり作品に見入っていました。
途中には、善しが持参したお菓子を有村さんと芸人ら皆で食べるゆる~い一幕もあり、会場から笑いがこぼれました。また、端の座席に座っていたロバート馬場裕之が、観客の皆さんにもお菓子を手渡す場面も見られ、和やかなムードでした。
上映後に行われた舞台挨拶では、一同「面白かった!」「素晴らしかった」とコメント。また、マイナーなヒーローたちが主人公ということもあり、「知らなかったなぁ、キャラクターは」「全然分からなかった」と芸人らは口々に言いますが、「でも好きになりますね、これ!」「うんうん」と、作品を気に入った様子でした。
中でも、おじいちゃんのようなキャラクターの樹木型ヒューマノイド・グルートを一同は気に入ったようで、グルートの話題で盛り上がりました。「グルートって博(ロバート山本博)っぽくない?」という流れに、山本が低温ボイスでグルートのモノマネを披露すると、客席からは笑いが巻き起こり賑わいました。
終わりに、COWCOWは「このあとの予定があるの~?」と聞かれ、「パンフレットあるんで見てください! 1000円するんですけども(笑)」「全部載っているんで!良いことも書いてあるから~」とちゃっかり宣伝。2丁拳銃の川谷修士も「(映画祭は)いろいろありますんで楽しんでいただきたいとな思います!」と楽しい上映会を締めくくりました。