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本作は、2002年にスタートした新潮社主催の「女による女のためのR-18文学賞」において、過去最高となる821作の応募の中から第12回大賞受賞作品に選ばれた、朝香式の「マンガ肉と僕」が原作である。
同文学賞作品の映画化は、竹中直人監督の『自縄自縛の私』、金子修介監督の『ジェリーフィッシュ』に続く第三弾となる。
監督の杉野希妃はこれが監督デビュー作になる。出演兼プロデュースした『歓待』、『おだやかな日常』、『ほとりの朔子』と立て続けに国内、海外で評価を得てきた。この作品と次の『欲動』で釜山と大阪の映画賞の新人監督賞を受賞している。
撮影場所は京都、杉野が意識をするのは女性を描くのが巧みであった溝口健二監督。
男性主人公ワタベが次々と出会う女性一人一人の生き様に、現代日本の若い女性が抱える諸問題等が反映されていく。
女による女のためのR-18文学賞の受賞作、朝香式原作の「マンガ肉と僕」の映画化。
舞台を京都に、女優兼プロデューサーとしてアジアインディーズ映画界のミューズ・杉野希妃が長編監督初挑戦。
三浦貴大、杉野希妃、徳永えり、ちすん、大西志満、太賀、徳井義実(チュートリアル)