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2015.3.27

地域発信型映画『じしょう米子』『ASO』が上映!米子&阿蘇の地域の皆さんも駆けつけ映画を応援!
3月27日(金)那覇市の桜坂劇場・ホールBにて地域発信型映画『じしょう米子』と『ASO』の2作品の上映と舞台挨拶が行われました。

まず、鳥取県米子市が舞台となった『じしょう米子』の舞台挨拶から始まり、俳優の尾上寛之さん、島中洋輔監督が登壇しました。

司会から「どのような映画にしたいと思われましたか?」という質問を受けた島中監督は、「私の故郷である米子市で映画を撮らせていただけるということで、大変光栄なお話をいただいたんですけれども、鳥取県って47番目に有名なところで…。自虐ネタもありつつ、米子の方言だとか、市民性を重視して脚本を書いていただいたり、内容を考えました」と撮影に臨んだ経緯を語ってくれました。

また、主演の尾上さんは米子を訪れたときの感想を聞かれて、尾上さんの出生地である熊本県天草市も、米子市の海のようにテトラポットの海が結構あるようで、親近感が湧き、良いところだとコメント。さらに「街の人たちもすごく温かくて、4日間(撮影に)行かせてもらったんですけれど、すごく良い気持ちになって東京に帰れました」と語り、ほっこりした様子でした。

また、会場には米子市の市長・野坂康夫さん、米子市の皆さんも駆けつけていただきました。「東の方に大山(だいせん)という中国地方で一番高い山がありまして、今でもスキーができます。皆生温泉もありますし、シベリア方面から白鳥も来たりしています。那覇からの直行便もあるのでぜひお越しいただきたいと思います」と米子市をアピールしました。

続いて行われた熊本県阿蘇地域で撮影された『ASO』の舞台挨拶には、しずるの村上純と岩永洋監督が登場しました。また、阿蘇地域の人たちも応援にかけつけてくれていました。

「俳優という紹介を受けました、しずるの村上でございます。スクリーンに出ていましたので否定はしません!」と会場の笑いに誘う、村上の挨拶で舞台挨拶がスタートしました。

「映画を通して伝えたいことは?」という司会の問いに、岩永監督は「何が大切なのかっていうことを、考えられるようなきっかけになる映画になったらいいなと思って。というのは、単純にその辺に湧いている水がいくらでも飲めることって、ものすごいことだと思うんです。こうやってコンクリートに囲まれて生きていると、“物”の方に目がいきがちなんですけれど、本当はやっぱりもっとベーシックなところに、大切なことってあるんじゃないかと思って」と、阿蘇の大自然を舞台に、映画に込めた思いを語ってくれました。

最後に岩永監督は「茶色い阿蘇しか映ってないんですけれど、今は野焼きと言って真っ黒になっていて。春になると新緑が見れて、夏は深々としたグリーンが見れると。いつ行っても良いところだと思います。ぜひ阿蘇に来て、そしてこの映画も面白いと思ったらTwitterやFacebookなどで広めて!」と阿蘇と映画をアピールして、舞台挨拶を締めくくりました。

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