島ぜんぶでおーきな祭 -第7回沖縄国際映画祭-

3月25日(水)、沖縄県宜野湾市の沖縄コンベンションセンターにおいて、「島ぜんぶでおーきな祭 第7回沖縄国際映画祭」のレッドカーペットが開催されました。厚い曇り空に覆われ、風が吹き少し肌寒い中、人気の俳優さんや芸人を一目見ようと、若者を中心に多くの人が訪れ、大変なにぎわいを見せていました。

北谷町謝苅青年会のエイサーの演舞を皮切りにレッドカーペットがスタート！　はじめに、総合司会の今田耕司と木佐彩子さんが姿を現しました。今田は「今年から『島ぜんぶでおーきな祭』と名前がかわったんですよ。でも沖縄に来てそのことを聞いたら、みんなよく知らなくて。これから定番にしていきたいと思います」とコメント。曇った空を眺めながら「これからって時に雨がパラついたので、マジか!?　と思いました。怖いですねー」と続けた。木佐さんは「いつも何か起きますよね」と、毎年このレッドカーペットを先頭きって歩く二人は空の様子が心配そう。しかし、記者から「椿鬼奴さんが結婚されましたが、今田さんは？」とすかさず聞かれると、「そうなんですよ！　さっきもドレス姿の女性がいたからチラチラ見ていたら、ニューハーフやったんですよ(笑)」と冗談が飛び出し、早速笑いを起こしていました。

続いて、ガレッジセールのゴリと川田が登場。ゴリは「７年目を迎えました」と感慨深げ。「総合エンターテインメントなので、お笑いライブ、映画、ファッションショーが全部タダ！　会場にさえ来れば、楽しいことがあっちこっちで行われています！」とイベントの面白さをアピール。

話題の人気芸人8.6秒バズーカーが、トレードマークの真っ赤なシャツとパンツのスタイルで登場すると、会場からは大歓声が!!　観客から「ちょっと待って、ちょっと待って」とおなじみのフレーズで呼びかけられていました。

ほかにも続々と話題の俳優や芸人がカーペットの上を練り歩きます。NMB48の山本彩さん、渡辺美優さんらは沖縄地図のイラストが描かれたTシャツとチェックのミニスカートで登場。若い男性の声援がひときわ目立ちました。また、韓国出身のヴォーカル・ダンスグループ・超新星の登場には、黄色い歓声がわき起こりました。

普段、テレビや映画で活躍している有名人が目の前を練り歩く姿を見て、会場のボルテージは最高潮に！　
地元・沖縄で本イベントを支えている各市町村の応援団の皆さんも、沖縄のお菓子を配ったり、ゆるキャラと登場するなど、華やかさを演出してくれました。

そして、昨年、映画『サンブンノイチ』でゴールデンシーサー賞を受賞した品川ヒロシが、新作『Zアイランド』をひっさげ、主演の哀川翔さんをはじめ、木村祐一や大悟、劇中に出てくるゾンビ達らとともに姿を見せました。品川は「やっぱり、この映画祭があってこそ僕の映画がある。
今回の作品は、ゾンビの彼女たちと翔さんが闘う映画」と謙虚ながらも作品の見どころを説明。哀川さんは「笑えると思って油断していると、涙しますよ！」とアピールしていました。沿道からは、「翔さ～ん！」「大吾さ～ん！」と声が響き渡り、一段と盛り上がりを見せていました。

最後に、沖縄国際映画祭実行委員会実行委員長の大﨑洋、沖縄出身で沖縄国際映画祭宣伝芸人の宮川たま子が登壇し、たくさんの人々の応援の声に手を振って応えていました。
今年で７年目を迎え、名称も一新した「島ぜんぶでおーきな祭 第7回沖縄国際映画祭」、沖縄の島々すべてをまきこんだエンターテイメントショーがここに開幕です。