島ぜんぶでおーきな祭 -第7回沖縄国際映画祭-

3月28日(土)宜野湾市の沖縄コンベンションセンター、ビーチステージにて「KYORAKU PRESENTS 島ぜんぶでバンドオーディション 琉球コーリング」が行われました。

晴天に恵まれたビーチステージに、まず司会のトータルテンボスと椿鬼奴、前川真悟さん(かりゆし58)が登場し、バンドオーディションのステージが開始されました。

今回のステージは、「島ぜんぶでおーきな祭」と、かりゆし58も所属する「LD＆K」さんがタッグを組んだ、全国バンド発掘オーディションの決勝ステージです。地方予選を勝ち抜いた5組が出場し、グランプリを決定します。

審査員を務めるのはLD&K菅原隆文さん、株式会社吉本音楽出版 代表取締役社長 坂内光夫、タワーレコード那覇りうぼう店 古田真店長、FM沖縄 西向幸三さん、大阪ミナミライブサーキット見放題実行委員長 民やんさん、前川さんの6名。

トップバッターで演奏したのは、関西代表『ハンブレッダーズ』さん。4人編成の日本語ロックバンドで、初期衝動全開なサウンドと歌声で、「ブルーアイズホワイトガール」などを演奏し、会場がいっきに熱いバンドの雰囲気に飲み込まれました。

続いて、九州代表『the satellites』さん。長崎発の3ピースバンドで、閃光ライオットにも出演した実力派バンドです。ボーカルは17歳ということで、司会のトータルテンボスも若さに驚く中、ロックな演奏と熱いMCで会場を盛り上げました。

3番目に登場したのは、地元沖縄代表『MyCube』さん。明るいポップなサウンドを奏でる3ピースバンドで、特にドラムの力強いアクションや演奏に注目が集まりました。会場からは手拍子も沸き起こり、会場があたたかい雰囲気にあふれていました。

続いて関東代表『さらばルバート,空を飛ぶ』さん。ジャンルレスな4人編成のバンドで、ロック・パンク・ビジュアルなどの要素をもった圧倒的な演奏とパフォーマンスでした。ステージや客席を動き回る熱い演奏に会場も大盛り上がりとなりました。

最後に登場したのは、中部代表『Suspended 4th』さん。小雨の降りしきる中、名古屋発の4人編成バンドは、熱いMCと演奏で客席を盛り上げました。観客からも自然に手拍子が沸きおこり、演奏が終わるころには晴れ間が差し込んでいました。

さらにスペシャルアーティストとして沖縄のシンガーソングライターSuzuさんが登場し、アコースティックギターで「未来地図」などを演奏し会場を魅了しました。

そして審査の結果、グランプリに輝いたのは、関東代表『さらばルバート,空を飛ぶ』さん。優勝のコメントを求められ、「とても光栄です。また、優勝特典の番組タイアップ曲もとても楽しみです」と語りました。こうして会場を大いに沸かせた熱いステージが幕を閉じました。